第44回 天文学に関する技術シンポジウム

このシンポジウムは、天文学に携わる技術者・研究者を対象に、設計・開発・改良・日々の運用といった技術的な情報交換・交流の場を提供することで、天文学分野の技術発展を目指しています。

今年度の一般発表は、例年通り、各プロジェクトの進捗報告に加え、日々の業務で進行中の取り組みや、成功事例だけでなく、失敗から得た学び、今後の展望、さらには日々の業務の中でのちょっとした工夫など、幅広いテーマでの発表を募集します。

世話人企画では「現場が感じる共同利用運用の厳しい現実と将来」をテーマとしたワークショップを開催します。昨今、国立天文台の予算状況が厳しいことを耳にする機会が増え、さらにこの厳しい状況は数年続くと見られています。そこで今回は、共同利用を提供する観測所・センターにおける実験・試験設備の運用の「今」に焦点を当てました。現場で起きている現状を共有し、将来私たちがなすべきことを考える場を提供します。

多くの皆様のご参加、ご発表を心よりお待ちしております。